ホームページはHTMLデータ

ホームページの正体

Webブラウザでホームページを表示するためのマークアップ言語、それがHTMLです。
HTML(HyperText Markup Language) にはリンクや画像等を埋め込むハイパーテキストとしての機能、見出しや段落といったドキュメントの抽象構造、フォントや文字色の指定などの見た目の指定、などといった機能があります。
実体はテキストファイルで、「.html」または「.htm」という拡張子が付きます。
PHPなどの言語で書かれたWebページもありますが、それらも基本部分はHTMLでできていると考えて間違いありません。

HTMLの書き方

HTMLは <body>あいうえお</body> のように本文を開始タグ終了タグで挟んで記述します。
※<br>のように単独で機能するタグもあります。
また、下記のように各タグは入れ子にして書いていきます。

<html>
<head>
<title>タイトル</title>
</head>
<body>ここに本文が入ります。</body>
</html>

<html></html>
この文書はHTMLですよ、という一番外側に書くタグです。

<head></head>
ヘッダーと言います。ページ上には表示されませんが、ページにタイトルを付けたり、
外部のCSSを読み込んだりして、このHTMLファイルに機能を追加する部分です。

<body></body>
ブラウザで表示されるページの本文です。

どんなHTMLファイルも、まずこの3つを書く必要があります。
これだけ知っていれば、最低限の文章だけのホームページはできてしまいます。

基本はこれだけです。簡単でしょう?
もちろん複雑な表示をさせるためには複雑な指定をしなければなりませんが、HTMLの基本機能を知っていれば、少なくともHTMLのトラブルには対処できるようになりますし、ページに問い合わせフォームや新着情報、SNSのボタン、アフィリエイトリンクの設置など、機能を追加する際には必須の知識となります。
実際、ほとんどの場合HTMLコードはコピペでOKです。コピペなら記述ミスを防ぐことにもなります。

HTMLの歴史

HTMLは現在、WHATWGにより仕様が作られ、それを元にW3Cにより勧告が行われるという流れになっています。1990年代から開発が続いているHTMLはバージョンごとに新要素・属性が追加・変更・削除されており、最新仕様は2014年に勧告されたHTML5です。
HTML5についての詳しい情報はHTML5.JP等でご確認ください。

>> 装飾はCSSで指定する