PROFILE

ウェブサイトを制作していく上で決して忘れてはならない事は、「エンドユーザー第一」の視点だと考えています。
閲覧者はサイトに何を求めているのか。彼らにストレスなく効率的に情報を伝えるにはどういう構成やレイアウトにすべきなのか。

例えば「ページに余白があるのは勿体ないからチラシのように情報を詰め込んで欲しい」といったご要望を聞くことがありますが、多すぎる選択肢は選択を困難にします(心理学者たちの研究によれば、7つくらいが選択肢として心地良いと示されていて、これは人間の情報処理能力の数とも関係があるようです)。

また最近特に気になるのが、せっかくレスポンシブデザインで作っても、スマホ版の表示を全くチェックしようとして頂けないご依頼主が多いことです。スマホによる閲覧者の割合は、2015年頃にはすでにパソコン閲覧者の数を超えています。

こうしたジレンマの原因は、私のご依頼主の多くが中小企業の経営者であり、自ら進んでネットを利用してはいないという現状にあります。こちらも仕事として引き受けている以上は、当然ながらコンセンサスを取っていく必要があるわけですが、望むらくはご依頼主にもネットの世界を認識していただいて、同じテーブルの上で有意義な戦略を練っていけるようにしたいのが本当のところです。

私が初めてサイトを公開したのが1996年。当時はネットでモノが売れるなどと考えている人は殆どいませんでした。そして2017年の現在、オンライン市場は活況を呈しています。さらにこれから先、今の若い世代が経営を担う立場になる頃、インターネットをめぐる環境がどのように変貌しているのかを想像すると、とても楽しみな今日この頃です。

群馬県高崎市鼻高町225-1
KOTAHOUSE 須永浩正